格好良かったのにクネクネが印象に残るSOFT BALLET

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SOFT BALLET(ソフトバレエ)を知ったのは多分NHKの音楽番組が最初だったと思う。思えばNHKの番組にだけよく出ていたな。いや、NHKの目の付け所が違っていたのか。そこで初めて見たのが「EGO DANCE」のMVだった。おそらくシングルを発売した年の放送だったような。



それが格好良かったんだよな。それまでは日本のエレクトロポップはTM Networkだった自分への衝撃だったかもしれない。
平成初期のエレクトロポップの草分け的な存在ではなかろうか。
曲は雰囲気がダークでロック的な部分もありボーカルも低くて力強い感じで、ちょうどハマっていたBUCK-TICKに似たものを感じていた。そしたら後に今井とコラボしていたり「ICONOCLASM」をやったりとつながりがあったようだしね。

曲の格好良さ以上にもしかしたら印象的なのがメンバー三人のキャラかもしれない。
特に言わずもがななのが森岡賢だよね。ライブ中にキーボードの真横を向いてなんか見ないで弾いているなと思ったら、どんどんクネクネ踊りだす。しまいにはキーボードから離れてクネクネ踊りだし、もはや弾いていないぞとツッコミながら見てしまう強烈な印象。打ち込みの曲だと思うので大丈夫だとは思うが、wikiにはライブではダンサーも兼ねると書いてあるのでそういう見せ物なんだということなのだろう。

対照的なのがもう一人のキーボード藤井麻輝。モダンチョキチョキズの濱田マリの元夫として知られているが、ライブ中は直立で黙々と楽器を演奏し続けるのはもはや狂気すら感じる佇まい。

そして二人が目立ちすぎるが実はボーカルの遠藤遼一もライブの映像観ると面白いと思っている。視線がほとんどブレないでキマっているかのような目で正面を見続け、動きもあるのだが体幹を鍛え続けているかのように軸をブラさずに動いている。

森岡と藤井と二人が曲を作っている強みがあるが、これまた二人は曲の雰囲気も違う。
森岡は「EGO DANCE」や「WHITE SHAMAN」のようにポップでシングル向きの曲で、藤井は「Threshold」とか「VIRTUAL WAR」みたいにハードな曲の印象がある。ある意味見えているキャラ通りだろうか。



今はもう当たり前だが打ち込み系のミュージシャンの特徴だとは思うのだけど、同じ曲の色んなアレンジを発表していて、聞く人によって好みも分かれるだろうしそこも当時は草分け的存在だったのではなかろうか。

残念ながら森岡氏が亡くなってしまったので復活することは無いと思うが、アングラ的な雰囲気もあったけど、少なくとも曲でもっと注目されてよかったバンドだったとは思う。

そういえばデビューシングル「BODY TO BODY」の発売30周年にラルクのyukihiroがリミックスした楽曲がストリーミング解禁になったとニュースになっていたのを見て、SOFT BALLETを思い出してしまった。



SOFT BALLET 1989-1991 the BEST - SOFT BALLET
SOFT BALLET 1989-1991 the BEST - SOFT BALLET

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